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悩んでいる人は意外と多い|多汗症は治療で治せます

季節に関係なく汗をかく

腕を上げる女性

まずは診察を受けよう

多汗症は暑い季節はもちろん冬の寒い時期であっても汗が出てしまう症状です。原因は自律神経だと言われており、体温を調節する役割がある交感神経の乱れによって汗が出てしまいます。緊張や不安感などが原因で出ることが多いと言われていますが、気温が高いとその分大量に汗をかいてしまうこともあり、原因は一つだけではありません。更年期障害やホルモンのバランスが崩れている人は全身に多汗症の症状が出やすいのですが、多くは局所性の多汗症で、脇や手の平、足の裏など限られた部分に汗が出ることが多いのが特徴です。治療を行なう際にはまずは皮膚科で診察を受けるようにしましょう。症状によって塩化アルミニウム液によって汗が出る汗腺の形を一時的に変えて汗の分泌を抑制したり、汗をかく部分に微弱な電流を流して細胞が汗を作らないようにする、抗コリン薬という内服薬で発汗を抑えるなどの治療法が行なわれます。これらの治療法はどれも多汗症の対処療法という側面が強く、健康保険が利用できるため安価での治療が行なえますが、継続して治療する必要があります。「何度も病院に通うのが嫌だ」「これらの方法では効果が見られなかった」という場合には、手術を行なう方法もあります。

保険が利用できることも

一度手術を行なってしまえば多くの汗をかかないで済むのかと言えばそうではありません。一か所でかく汗の量を減らすと他の部分の汗の量が増えてしまうことがあります。手術は交感神経の切断を行うため、一度行なってしまえば元に戻すことはできないのです。手術は嫌だ、でも効果的に汗を抑えたいという場合に人気なのがボトックス注射です。ボツリヌス菌から抽出したボトックスを汗が気になる部分に注射することで汗を出す信号を発する神経伝達物質が届かないようにして汗を抑えるという方法です。効果が半年〜1年ほど継続するため他の治療法よりも病院に通う回数が少なくて済み、施術を行なってしまえばあとは普通に生活するだけなので薬を飲んだり塗ったりする手間もいりません。重度の多汗症の場合にはボトックス注射にも保険が適応されるため費用も安くなります。厚生労働省の調べでは、保険を利用してボトックス注射を行なうことができるほど重度の多汗症の患者は全国の700万人を超えるほどの多くの人数がいると言われています。日常生活に支障を感じるほど汗をかくという人は一人で我慢をせずに、まずは医師に相談することで保険を利用した効果的な治療法を受けることができるようになるかもしれません。